January 01, 2006

Live体験記:人見元基 2005.12.29 京都RAG(2)

ライブレポ(1)からどうぞ。

◆ライブレポ(2)

 2005.12.29 京都RAG
 「GENKI JAZZ&ROCK ACOUSTIC SESSION」
 
 人見元基(Vo)
 2部・ROCK:難波弘之(P)杉原尋(G)



 さて、休憩があって第2部。

 ギターにピアノにヴォーカル。これでロック?やれるのか?と思ったら、難波先生大活躍。「しんどいよー」と言いながら、ピアノでリズムも刻む。

 「Hallelujah I Love Her So」「Georgia On My Mind」とレイ・チャールズを続ける。特に「わが心のジョージア」は今年観た映画の印象も強く、サントラも買っていたのでまさか元基バージョンが聴けるとは…と感慨深かった。

 それから「You've Got A Friend」「A Song for You」と、オールド・ロックが続いて「Since I've Been Loving You(貴方を愛し続けて)」が始まった。この曲だけで、一年の間の嫌なこと、辛いことが全部ぜんぶ溶けていく。目を閉じると、イヤホンで聴いているような錯覚に陥る。目を開くと、そこには全身で人生の理不尽を地団駄踏んで訴えるように激唱する、本人がいる。

 「1曲で、3曲分どっと来る」と歌い終わった元基先生が言うように、私にとっても何曲分も重い曲。

 余韻に浸ってる間に「Move Over」!
 ピアノバージョン、うひょう!難波先生もカッコぇぇ!!!

 なまじ歌えるようになっただけ、第一声の迫力に圧倒される。絶対出ない、あんな声。怒りに満ちた声で「Won't you move over!(出てってくれよ)」と、左手で自分を愛さないオンナを押しのけた。相変わらず、傲慢で仁王立ちの歌唱。

 アンコールは「Give Me Some Lovin」で客を乗せる。この曲、クィーンでもサンダーでも聴いていたので嬉しかった。もう一度サックスの土岐さんを招いて「You Are So Beautiful」という曲で終わり。最後に「あなたはとても綺麗だ」という歌詞を投げてニッとタレ目を下げて、終わった。

 最後まで、声量は落ちない。
 ビールを重ねながら、気持ちよく声が伸びる。
 細く長いファルセット。喉の奥から鳴り響く、轟音。
 多彩な声と表現力の「不思議な楽器」の音を、間近で吸い込んだ。

 一生、忘れない。
 でももう一度聴きたい、何度でも聴きたい。

 次は名古屋で。

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《余談》 

 難波先生に「実は元基、この間引率で京都に来てたらしいじゃん」と振られ、恥ずかしそうに「教師モード」をやってくれた。元基先生の「はい、番号順に並べー!」「まだ起きてるやついるのかー!」という教師声も大変よろしく、生徒気分を疑似体験。危うく妄想ワールドに突入しかけた。

 …しっかし、新年早々長いレポだなぁ。
 読む人いるんだろうか。

 年末年始は「元基求めて右往左往ツアー」実施中なので、当分こういうモードが続くことをお許しくださいm(__)m

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この記事へのコメント
はじめまして。同日、同じくRAGで鼻血と卒倒を必死こいてこらえていた(?)者です。
ライヴじたいが今回初で、「念願叶った♪」との思いからクラクラし通しだったわけですが(笑)、追い討ちをかけたのはやはり「え、全然おっさんとちゃうやん!!」というお姿でしょうか…友人やネット情報では“見た目ただのおっさん”と判断せざるを得ない印象を受けていたので、この日はホンマ、腰抜かしそうになりました。
余談ですが、私は今年の9月から某公立高校で非常勤講師をしています。日頃よく教員同士の小競り合いを目にするせいか(笑)、曲の間やMCの時、「職員室や会議の時の元基さんってどんな感じなんやろー…」という妄想に耽ってしまいました。あの声なので生徒を一喝(されたいですねぇ♪)する時の効果は絶大かもしれません。これで足が速かったら、絶対生徒指導部の主事に選ばれていそうです。
…いかん、まだ妄想モードから抜けられません!
Posted by しいの実 at January 01, 2006 23:30
しいの実さん

>追い討ちをかけたのはやはり「え、全然おっさんとちゃうやん!!」というお姿でしょうか…

前のライブより数倍若返ってました。
思わず眩暈を起こしそうに…女性ファン殺しですねぇ。
タレ目にほくろにエクボですよ!

>曲の間やMCの時、「職員室や会議の時の元基さんってどんな感じなんやろー…」という妄想に耽ってしまいました。

私も塾というフィールドですが教育関係者なので、英語の授業を妄想することが多いです。あの声でリーディングなんてされた日には、全く集中できません。

妄想するお気持ちよーくわかります(笑)。
Posted by siroko at January 02, 2006 01:25
はじめまして。ちょこちょこお邪魔して、楽しませて頂いています。昔はNOIZの頃から元基のライブは欠かさず行きましたが、今は米国在住のため涙を呑んでいます。こうしてどなたかのライブレポートを読むのが唯一の楽しみです。私もヴォーカリストであったため、元基のような声がどのようしてでるものか一度尋ねた事があるのですが、「女の子には無理だね。」と非情にも一言で片付けられてしまいました。男性は地声が低い分高音もでると、それだけ音域が広がりやすいのでしょう。もちろんそれだけではないとは思いますが・・・私も時々無性に彼の声が聞きたくなりますが、どうもVOWWOWの曲は聞いていられないんです。いくら元基が歌っていても。あまりにベタすぎて・・・(VOWWOWのファンの方ごめんなさい。単なる私の好みです)なので、“Who do they think we are"をよく聞いています。また名古屋からのレポート楽しみにしております。
Posted by Sally at January 02, 2006 07:08
Sallyさん

はじめまして、アメリカからの書き込みなのですね。ありがとうございます。

>「女の子には無理だね。」と非情にも一言で片付けられてしまいました。

なんてこったい。
…まぁ、わからんでもないです。声の出し方より、私は彼の「エモーショナルな歌唱」を盗みたいものだと思っていますが、先に「元基酔い」を起こしてしまうので全く盗めません。

>どうもVOWWOWの曲は聞いていられないんです。いくら元基が歌っていても。あまりにベタすぎて・・・

何となく、わかります(笑)。わりと普段からへヴィ・メタルを聴いていると、なかなか洗練されているところもあって、私は結構気にいって聴いてます。でも、もっと音源があれば…と思う気持ちは同じです(涙)。
ジャズとツェッペリンで1枚ずつアルバム作ってほしいです。

またヘロヘロなレポでよろしければ、お届けしますm(__)m
Posted by siroko at January 05, 2006 02:59